目的

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活動の一部の写真 21世紀を間近にして,学校教育現場も大きな変革期へと差し掛かってきました。環境,情報,福祉などのテーマ設定と共に,選択学習や総合的学習の時間など,これからの学校教育は,一人一人の教師の教育観や企画力などが大きなウエイトを占めるようになってくることが予想されます。特に,これまでの教科書を通してだけの教育だけでなく,地域や社会の様々な人々と連 携を保ちながら,実社会とつながりを持った教育方法が不可欠の要素となるのではないでしょうか。 そこで,次代のバリアフリー社会をめざすことをテーマとした教育(人材の育成)方法を研究する会として下記のような「バリアフリー教育ネットワーク」を発足させたいと考えました。ここで述べるバリアフリーとは,単に障害者や高齢者のバリアを取り除くための考え方だけではなく,性別や年齢間のバリア,国や民族間のバリアなどを取り除くという広義の意味でのバリアフリーと致します。また研究対象である教育に関しましても,学校教育だけでなく,社会教育や企業内教育など,広い意味での教育全般に及ぶ活動を含みたいと存じます。従って会員も,学校教育現場の先生方を中心としてPTAの方や実社会の方々など,広く門戸を開放した形で募集いたしたいと存じます。
 これまで,廃棄車いすのリサイクルという活動を通して広がってきました学校間のネットワークをさらに強固にし,さらなる発展を願って,魅力ある研究会に致したいと考えています。 

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