バリアフリー調査の方法・視点

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 券売機で重要なのは、コイン投入口やボタンまでの高さです。また、券売機の下にスペースがないと、車いすの方が利用する際に不便です。一部の券売機が低い場所に設置されている駅もあります

 ボタンで金額を選ぶタイプの券売機は、料金の下に点字が表示されているかどうかを確認します。

 ICカードの普及とともに増加しているタッチパネル式の券売機は、テンキーの有無を確認します。また、タッチパネル式に多い、画面が斜め上を向いている機種は、車いすで利用する場合には不便です。

 また、券売機の近くに点字料金表が設置されているか、コイン投入口は広いかなどもポイントになります。
 この点字ブロックは、周りと似たような色になっています。点字ブロックは凹凸も重要ですが、目立つ色であることも重要です。

 弱視の方にとっては、色の違いも重要な印となるからです。

 このような色使いのほかにも、凹凸部分だけをステンレスで作成して貼り付けたようなデザイン重視タイプの点字ブロックもあります。

トイレ

 このトイレ入り口をよりよくするためにはどうすればいいでしょうか。
 可能であれば自動ドアにする必要があるでしょう。引き戸であっても、開ける際にかなりの力が必要になります。
 多目的トイレは、全体のレイアウトがわかるような写真を掲載することが大切です。
 このような全体写真をみるだけで、自分が利用できるかどうかのおおよその見当がつくそうです。
 右側の洗浄ボタンを見てください。一見、押しやすそうなボタンに見えますが、動作させるにはかなりの力が必要になります。手をかざせば水が流れるタイプの洗浄ボタンであれば、力はいりません。
 便器からかなり遠い位置についていることも問題です。

エレベーター

 最近では、ほとんどのエレベーターに車いすを利用されている方用のボタンがついています。しかし、よく確認してください。そのボタンの前に、消火器や看板などはおかれていませんか?

 せっかく設備が整っていても、障害物により利用できない状態になっていては、意味がありません。

 ただ、作ればいいのではなく、「使える」状態になっている必要があります。
 エレベーター内部の奥の鏡は、車いすの方が一人で利用される時に、後ろを確認するために重要な設備です。

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