近鉄奈良駅ビル前

近鉄奈良駅ビル前の様子
調査報告者:大阪教育大学附属天王寺中学校49期生中3 a組12番
(調査日:1996年8月6日)


近鉄奈良駅の総合評価(概要)

1,駅の構造は,全体が地下にあり、改札が地下1階でホームは地下2階。改札口は,東口と西口の2ヶ所。

2,改札からホームへは、基本的には階段である。

3,出口は駅の周りに8カ所ある。(駅ビルを含む)

4,駅員さんに連絡するか見つけてもらうかをして、行く先を言ってお金を払えば後は全てしてくれるので、車椅子の人には大変使いやすい駅である。


地上→券売機→改札口→ホームへのアクセスの状況

地上から地下1階のアクセス

1,駅南東の駅ビル内にエレベーターが2機あり、これを使って地下1階へ下りる。しかし、このエレベーターはサイズも小さく、あまり障害者向けではない。その他の出口は階段のみ。


3,放置自転車は北東から北にかけて多いが、わりと頻繁に撤去されている。また、車椅子で利用する駅ビルは南東にあるので、問題はない。

券売機の状況

1,券売機の硬貨投入口の高さは約115cm,ボタンの上には点字の表示があり、液晶で説明が出るので分かりやすい。

2,券売機の下は,スペースがなく足下が詰まっているため,車椅子では正面から利用しにくい。

3,点字料金表はない。


改札からホームへのアクセス

1,東口,西口があるが、基本的には使わない。(中には階段しかないため。)改札の外側は東口側の方がひらけている。


3,改札を通って階段を利用する場合:改札内に北側から@番線〜C番線まで並んでいるので行きたいホームにつながっている階段を降りる。(約33段で、途中に1ヶ所踊り場あり)
  エレベーターを利用する場合:券売機のところで駅員に連絡すると、東側券売機裏にある、駅員室のエレベーターに連れて行ってくれ、電車に乗せるところまでしてくれる。

4,ホームでは、地下であるため、太い柱が多く見通しは良くない。普段、駅員はホームにはいないが、C番線ホームの一番奥の駅員室におり、モニターですべてを見ている。



その他の施設/設備

1,車椅子用のトイレ

・トイレは,駅ビルの真下に当たる位置にあり、天井からの誘導看板(お手洗い)などにより、分かりやすくなっている。

・一般用と並んで車椅子専用があり,入り口は男子用と女子用の間にある。ドアはボタン式自動ドアで、これはもう一度押さないと閉まらないので安心である。鏡も下向きで、車椅子の高さでちょうどになっている。

・一般用は、入口に段差があり、1つ1つのサイズも小さいので使いにくい。


2,公衆電話

・駅構内には公衆電話がたくさんあるが、その中には障害者に配慮された台の低いものが、4台含まれている。


3,触地図や音声案内
・残念ながら、この近鉄奈良駅には、触地図はない。

・近鉄奈良では、「耳や言葉の不自由なお客様のためのファクス送信サービス」というものをしている。これは、近鉄奈良の情報をファクスで送ってもらえるというものである。(利用時間 10時〜19時、日・祝日は9時〜18時)

4,点字ブロック

・近鉄奈良では、とても点字ブロックが充実している。しかも人の通るまん中を避けてあり、そのうえ、 改札、券売機、階段、エスカレーターどころか、トイレ、公衆電話など、 細かいところにまで行き渡っていてありがたい。


最寄りで利用可能な施設や建物


・観光地という特性上、非常に多くの物があるが、一番近いものとしては、近鉄奈良駅ビル内の総合観光案内所(1階東側)、奈良歴史教室(4・5階)等がある。


☆感想

・もう、この駅を使って通学し始めてから、2年半ぐらいになるが、知らないことがとても多かった。こういう、インターネットを作るというのがきっかけで写真を撮ったりいろいろ観察したり駅員さんに話を聞いたりしたけど、結構楽しかった。駅員さんにも協力していただき、有難うございました。


以上報告を終わります。