長瀬駅前

長瀬駅前の様子
調査報告者:大阪教育大学附属天王寺中学校49期生中3米原 健二
(調査日:1997年8月27日)


長瀬駅の総合評価(概要)

1,駅の構造は,改札もホームも1階で改札口は1つ。

2,改札からホームへは上り、下りともスロープでのアクセスである。

3,車椅子用の専用トイレ,スロープなどの設備はあるが、他の設備は不足しているので、使いにくい駅である。

4,駅前の放置自転車は,かなり多い。


券売機→改札口→ホームへのアクセスの状況

券売機の状況

1,券売機の硬貨投入口の高さは約140cm,ボタン式が5台で、ボタンの上には点字の表示がある。

2,券売機の下は,スペースがなく足下が詰まっているため,車椅子では正面から利用しにくい。

3,点字料金表はない。


改札からホームへのアクセス

1,車椅子の通行できる改札は、専用改札(幅60cm)と団体用(90cm)との兼用がある。

2,北口,南口とも放置自転車も少なく,改札内や通路も広く見通しがよい。


3,改札口を入ってすぐに、スロープ(角度10°)があり、車椅子の人はホームへいきやすい。また、エレベーターや階段はない。

4,ホームと列車との段差は約15cm、幅は約10cm。見通しはいいけど、駅員は昼間はみていない。



その他の施設/設備

1,車椅子用のトイレ

・トイレは、上り下りともにホームの中央にあり、場所もわかりすい。

・一般用と並んで車椅子専用があり,入り口は別になっている。


・一般用にも手すりつきの便器がある。

・トイレへの点字ブロックはない。


2,車椅子専用の公衆電話や、触地図、音声案内、点字構内案内図などの特別な設備はない。


調査の感想


今回、この駅の調査をして、身体障害者の大変さや、駅の障害者にたいする様々な、設備があることを 知った。普段何気なく駅を使っているが、その裏にはいろいろ考慮をしている。これを通じて、一人 でも多くの人に、障害者の人もそうでない人もこの情報を、みてほしい。


駅員さんへのインタビュー


障害者は毎日多いときには5人少ないときには3人が、利用している。車椅子の人には、一緒に連れて 言って、電車に乗せる。今後の駅の改良予定はなし。客に協力してほしいことは会社からの通達とのこ とで、教えてくれなかった。


以上報告を終わります。