1,駅の構造は,2階に改札と券売機があり,3階にホームがあります。
2,改札からホームへのアクセスは、難波方面には、階段(45段)とエレベーター、一人の幅しかありませんがエスカレーターもあります。奈良方面には、階段(45段)とエレベーターがあります。
3,トイレは,改札の目の前にあり、車椅子専用のトイレもあります。
4,駅前には,多少自転車があります。また、東大阪市立総合福祉センターがあります。
1,券売機の硬貨投入口の高さは約140cmが3台と100pのものが1台あり,ボタンの下には,全て,点字の表示があります。
2,券売機の下は,スペースがなく足下が詰まっているため,車椅子では正面から利用しにくいと思われます。
3,点字料金表はありません。
4、階段から改札、券売機まで点字ブロックが敷かれています。また、1時間ごとに、駅員さんが、点字ブロックを邪魔するものがないか点検しています。
1,改札は全部で4つあり、駅員さんの前の改札は、広くなっている(90cm)ため、車椅子の方々も通れるようになっています。改札内の見通しも良いです。
2,ホームも柱や階段がありますが,見通しは悪くありません。
1,改札を通ってまっすぐ行った所にあります。
2,障害者用、健常者用は別々で、障害者用のトイレのドアは引き戸(90cm幅)
となっています。障害者用の個室の大きさは209cm×211cmで、洗面台の高さは75cm、水は自動で出て、段差は少しもありません。鏡は低い位置からでも見やすいように、下向きに角度がついています。流すのはボタンで、呼び出しボタンもあります。
駅員室にあるモニターで、3つあるエレベーターを見ることができます。また、
写真のようなインターホンが、各階段やエレベーターについているので、駅員さんと会話することができます。
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東大阪市市民会館があります。
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写真は、東大阪市立総合福祉センターです。この施設を利用する障害者の方は結構多いそうです。
質問1:1日に、障害者の利用される人数は、どれくらいですか?
答え1:車椅子の方は5人くらいです。他、車椅子でない方もいます。
質問2:車椅子の方(特に電動車椅子)が来られたときの対応は?
答え2:約8割が電動車椅子ですが、乗車した駅からの電話で乗った場所等を聞き、車椅子渡り板を持ち、ホームまで迎えにいきます。
*車椅子渡り板とは、持ち運びのできるスロープの様なものです。電車から駅への乗り降りがスムーズにできて、近鉄線は、全ての駅に1つずつあります。
質問3:また質問2の時、周囲のお客さんの協力はありますか?
答え3:駅員でだいたい大丈夫です。ただ、エレベータなどは車椅子優先なので待っていただきます。
質問4:その他、お客さんに協力して欲しいことはありますか?
答え4:車椅子(特に電動車椅子)はとても重いので、介護者がいらっしゃる時は、その方の荷物を持ってあげて下さい。
質問5:駅周辺に、障害者の方がよく利用される施設などがありますか?
答え5:東大阪市立総合福祉センターですね。
質問6:駅設備の改装に関する今後の予定はありますか?
答え6:7月28日に車椅子用の改札ができたところです。いちおう、近鉄の中では1番です。
質問7:このような、中学生によるバリアフリー調査についてどう思われますか?
答え7:関心があって良いですね。教育に取入れている学校もだけど、生徒がきちんと調べているのがすごい。
ありがとうございました。
普段,何気なく利用していた駅ですが,実はすごかったです。20日に駅の方に「明日来させて頂きます。」と連絡しておいたら,21日にはわざわざ助役さんが来て下さいました。丁寧に説明や案内をして下さり,私の知らない,いろいろな話しも教えて頂きました。
私が行った時,丁度車椅子の方が改札を出られるところで,駅員さんがやさしく話しかけている姿を見ました。とても温かでした。
駅のシャッターを開ける時,駅員さんが駅前の自転車などを片付けるそうです。
その他は,東大阪市の方が月に2,3回,回収に来るそうです。
永和は,決して大きいとは言えない駅ですが,近鉄の中では身障者に対する設備は一番整っているそうです。
とてもやさしい駅員さんばかりでとても楽しかったです。