駅前の写真

喜志駅前の様子
調査報告者:大阪教育大学附属天王寺中学校51期生3年b組38番
(調査日:1999年8月24日)


喜志駅の総合評価(概要)

1,駅の構造:改札 地下1階 ホーム1階             

2,改札からホームへのアクセス:階段:上り15+15段 下り15+15段                                  スロープ:改札の外から上り下りそれぞれへ。          

3,トイレ:上りホーム側のみ

4,駅前:市の管理により、放置自転車はひとつもない


券売機→改札口→ホームへのアクセスの状況

券売機の状況

1,券売機のボタンの上には,全て,点字の表示がある。呼び出しボタンにも点字がある。

2,券売機の下は,スペースがないが、車椅子の人はホームに直接入るので、券売機は利用しない。

3,点字料金表あり

券売機の写真

改札からホームへのアクセス

1,車椅子用に広くなっている自動改札機がある。

2, 広い改札口のみ、点字ブロックが通っている。

改札口の写真.改札口の写真

駅前の写真


その他の施設/設備

1,トイレは、手すりつきのものが一つある。

トイレの写真

2,改札の外から、下りホームにスロープがある。車いすの方は,インターホンで駅事務室に連絡。

スロープの写真



駅員さんへのインタビュー


駅員さんの写真

q:1日に、障害者の利用される人数はどれくらいですか。
a:5、6人。

q:車椅子の方(特に電動車椅子)が来られたときの対応は?
a:インターホンで呼んでもらいます。

q:また、その時、周囲のお客さんの協力はありますか?
a:とくにありません。車椅子の方が来られた時は、お客さんどうしで声をかけてもらえればと思います。

q:駅設備の改装に関する今後の予定はありますか?
  a:下りホームにもトイレをつけたい。車椅子用という予定はありません。

q:このような中学生のバリアフリー調査についてどの様に思われますか?
a:ええことやねえ。これからも来てもらえれば答えます。

ありがとうございました。

 


感想


調査したのは夏休みで、その後、車椅子用の改札口がつくられたのですが、車椅子の方は、地下にあるこの改札口を通らずに、スロープを使ってホームに入るはずです。 それなら、この改札口は何のためにつくられたのでしょう。私は、これから、エレベーターがつくられるのではないかと予想します。エレベーターなら、今のように、スロープを開けるために駅員さんを呼ぶ必要もなく、車椅子の方も、 気楽に利用できるのではないでしょうか。これからどうなるか、楽しみです。

以上報告を終わります。